2026年8月23日、新疆トルファンにて第1回トルファン・デジタルブドウ産業高品質発展大会および第32回シルクロード・トルファンぶどう祭が開催されました。会期中、美農ロボット有限公司が開発したつる性果実収穫ロボットがブドウ園に入り、棚栽培条件下で果房の認識・位置決め・柔軟収穫を実施し、本祭の圃場見学における焦点の一つとなりました。
現場映像には、トルファンのブドウ園における連続作業が記録されています。黄色い移動シャーシが畝間を走行し、昇降台がアームを棚の作業高さまで送り、エンドエフェクタが成熟した果房を切断して収容します。棚一面にブドウが実り、収穫かごがアームと連動して受け取る様子が映っています。

トルファン地元メディア、中国新聞社、天山網などの公開報道によれば、本機は約10秒でブドウ1房を収穫でき、1時間あたり300房以上、日収穫量は最大1.5万斤、作業効率は人手の約6〜10倍です。可調節の昇降台と高精度の柔軟アームを備え、果房の精密位置決めと低損傷収穫が可能で、収穫と防除噴霧などの圃場作業にも対応し、長時間の前屈作業負担を軽減します。報道では、満充電で最長12時間の連続作業が可能とも伝えられています。
現在、本機は2台がシャンシャン県供銷社合作聯合社に落地して稼働しており、企業は同県に農事サービスセンターを開設し、収穫ピーク期の装備支援を行っています。トルファンは中国で連担栽培規模が最大級のブドウ産地の一つで、栽培面積は約63万ムー。知能収穫を実園地に導入することは、労働力が逼迫する収穫期に生産量を安定させ、果実損傷を抑える助けとなります。
美農ロボットはブドウなどのつる性果実の認識・収穫のエンジニアリングに長期的に取り組んでいます。本年6月にはシャンシャンにブドウ収穫ロボットの研究開発試験実訓基地を落地済みであり、今回のぶどう祭における圃場デモは、試験実訓から公開見学・規模化サービスへ進むさらなる検証となりました。
第三者の一次情報:トルファン網・石榴雲、トルファン市融媒体センター、中新網新疆、天山網英文 Tianshannet、トルファン市政府サイト転載。